■療養費 ・・・・・・・・・・・・ 保険内診療においては全額無料

■休業補償 ・・・・・・・・・・ 1日につき給付基礎日額×80%
                 (休業補償として60%、特別支給金20%)

 【例】 給付基礎日額 10,000円で加入の場合
     1ヶ月(30日)の休業 : 8,000円(1日の補償額) × 30日 = 240,000円




《待機期間 → 災害発生日を含め最初の3日間は支給されません》


■遺族(補償)年金

遺族の数

支給年金額

1人

給付基礎日額の 153日分を毎年支給

55歳以上 又は
一定の障害の状態にある妻

給付基礎日額の 175日分を毎年支給

2人

給付基礎日額の 201日分を毎年支給

3人

給付基礎日額の 223日分を毎年支給 

4人以上

給付基礎日額の 245日分を毎年支給 

 【例】 給付基礎日額 10,000円で加入の場合
     遺族2人 : 10,000 × 201日分 = 2,010,000円(毎年)





■遺族(補償)一時金 ・・ 給付基礎日額の 1,000日分

※遺族年金を受給できる遺族が全くいないときに支給

 【例】 給付基礎日額 10,000円で加入の場合
     10,000 × 1,000日分 = 1,000万円





■遺族特別支給金 ・・・・・ 一律 300万円

※受給できる遺族が 2人以上いるときは、その人数で除して得た額

■葬祭料 ・・・・・・・・・・・・ 業務上又は通勤災害で死亡した労働者の葬祭を行う者に支給
                 (支給額は、下記αとβの計算方法により、いずれか高い方)

 α 315,000円 + 給付基礎日額 × 30日分   β 給付基礎日額 × 60日分

 【例】 給付基礎日額 10,000円で加入の場合
     α 315,000 + 10,000 × 30日分 = 615,000円
     β 10,000 × 60日分 = 600,000円
     よって、615,000円(αの方がβよりも高い)






■障害(補償)年金および障害(補償)一時金

※ 1級から 7級までは年金、8級から 14級までは一時金

障害等級

年金
一時金

特別支給金 

1

 313日分(年)

 342万円
2 277日分(年) 320万円
3  245日分(年)  300万円
4  213日分(年)  264万円
5  184日分(年)  225万円
6  165日分(年)  192万円
7  131日分(年)  159万円
8  503日分(一)  65万円
9  391日分(一)  50万円
10  302日分(一)  39万円
11  223日分(一)  29万円
12  156日分(一)  20万円
13  101日分(一)  14万円
14  56日分(一)  8万円

 【例】 給付基礎日額 10,000円で加入の場合
 1級 : 313万円の年金と 342万円の特別支給金
 8級 : 503万円の一時金と 65万円の特別支給金





《特別支給金は一時金です(毎年は支給されません)》